2010年2月3日(水)午後2時より、昨年10月に弊社つくばプラント内に開設いたしました小森グラフィックテクノロジーセンター(以下、KGC)において、『ハイブリッドUVシステム実演見学会』を開催いたしました。今回の実演見学会では、昨年のJGAS2009で発表いたしました新技術「ハイブリッドUVシステム」が、このたび菊全機のリスロンS40シリーズにも搭載可能になったのを機に、ご興味をいただいているお客様を対象に、リスロンS40(LS-640+DU+C+延長D)にオゾンレスUVランプ1灯(160W)を取り付け、商業印刷における速乾パウダーレス印刷の効果をご覧いただきました。
当日は冷え込むものの天候にも恵まれ、東京都内や近隣県をはじめ遠方は岐阜県より約70名のお客様にご参加いただき、盛況の会となりました。

実演見学会の司会進行役は弊社営業課長の橋本がつとめました。

最初に弊社国内営業本部長の小森より、開会のご挨拶をさせていただきました。 つくばプラント第三期工事により、昨年の9月に中型枚葉機とオフセット輪転機等の生産機能を統合した新生つくばプラントが完成し800人体制となったこと、同プラント内に弊社社長の小森の長年の夢であった印刷および印刷機械技術の構築と技能研修に係わるKGCが10月より稼動を開始したこと、そしてKGCの4つの機能についてご説明いたしました。
1.お客様による小森システムの品質評価とお客様への販売デモンストレーション
[デモンストレーションセンター]
2.お客様への印刷技術の教育(ハード・ソフト)
[プリンティングカレッジ&DoNet]
3.全世界のサービスならびに生産技術者のトレーニング
[テクニカルトレーニングセンター]
4.印刷技術の基礎研究(産学ならびに印刷資材/周辺機器メーカーとの協同を含む)
[印刷R&Dセンター]
また、昨年のJGAS2009での発表後に「ハイブリッドUVシステム」搭載機をご導入いただいた2社(東京1社、大阪1社)のご評価についてお話しさせていただきました。

続きまして、弊社つくばプラント副プラント長の斎藤よりご挨拶させていただきました。
ハイブリッドUVシステムの開発に至った経緯および成果について、技術面のお話しをさせていただきました。

その後、ハイブリッドUVシステムに関する製品・技術説明が、弊社営業技術部課長の中村により行われました。紫外線硬化方式の原理、ハイブリッドUVシステムのメカニズム・特徴・環境面等について、会場に設置した2台のプラズマディスプレイに映像を写しながら、わかりやすくご説明いたしました。
【Hybrid UV方式の主な特徴】
・イニシャルコストを抑えることが出来る(対LED-UV)
⇒LED-UV装置の半分以下に抑えることが出来る
・ランプのライフコストを抑えることが出きる(対LED-UV)
⇒寿命はLED-UVよりも短いが、1回当たりの交換費用が安いため
・消費電力がLED-UV同等で、電源がコンパクト
⇒Hybrid UV 14.8kw(ランプ10.2kw、水冷4.6kw、32”幅)、電源は0.59㎡
・発熱が極めて少ない
⇒印刷紙面付近で、室温に対し+4-5度
・オゾンが発生しない
⇒オゾンを発生させる254nmの波長をカット
・厚紙印刷が可能
⇒ランプと紙面の距離を確保できる
説明の中では、2009年10月に同システムを搭載したリスロンS32 をご導入いただいた株式会社アトミ(東京・小平市)の有田社長様をはじめ、現場の皆様のインタビュー映像も上映いたしました。実際にご導入されたお客様のご評価ということもあり、ご来場いただいた皆様が大変熱心に聞き入っておられました。

説明の最後に、「ハイブリッドUVシステムは、印刷機だけでは成り立ちません。ランプ、インキが揃って初めて成り立つシステムです。今までは、各メーカーがそれぞれ単体で動いて来ましたが、これからはKGCが核となって、インキメーカーさん、ランプメーカーさんとの協力体制の下で課題を解決して行き、最終的に皆様の利益に貢献して行きたいと思っています。」と述べました。
続いて、インキメーカーを代表して、東洋インキ製造株式会社 印刷・情報事業本部 RC事業部の田中治夫様より、「UV印刷における環境対応製品~省エネルギーUV INKについて」をテーマに、ハイブリッドUV対応インキの開発状況と今後の展開を主として、市場環境・社会環境、消費電力削減へのアプローチ、各硬化方式の違い、各照射装置の特徴、各SYSTEM別インキ性能、省エネルギーUV INKの製品ラインナップ、LED装置メーカーの動向、導入印刷会社の動向、今後の課題等について、映像を使いながら詳しくお話しいただきました。

5分の休憩を挟んだ後、実演ならびに印刷サンプル紹介に移りました。技術的な説明は、KGC副センター長の神、実演進行は中村により行われました。印刷機のオペレーションはKGCの江島が担当しました。実演では、「商業印刷における速乾パウダーレス印刷の実現」をテーマに、①綺麗な印刷品質の仕上り、②短納期対応、③特殊原反印刷を可能にする仕事の幅の広がり、④パウダーレスによるオペレーターの負荷軽減、⑤作業効率改善による生産性の向上、の5つのポイントによる効果をご覧いただきました。

※今回は、従来のUV印刷、油性印刷、ハイブリッドUV印刷が可能なリスロンS40(LS-640+DU+C+延長D)に、本来オゾンレスUVランプが搭載されるデリバリー立ち上がり部に近い条件となる位置/距離である、ドライングユニット部にオゾンレスUVランプ1灯(160W)を搭載してハイブリッドUVシステムによる実演をご覧いただきました。

実演では3回のJOBを行い、各JOBのOKシートが刷り上った段階でお客様に印刷サンプルをお配りし、実際に手で触っていただいてインキの乾燥性をご確認いただきました。

【実演の内容】
JOB1 【4色】
①用紙:ヴァンヌーボー
②見当・色合わせした状態からスタート
③OKシート200枚
↓↓↓版換え無し
④JOB1をドン転
⑤表裏見当確認
⑥OKシート200枚
<印刷イメージ>

JOB2 【4色】
①用紙:OKトップコート
②切り替え
1)リムービング、2)版交換、3)ブランケット自動洗浄、4)プレインキング、5)色合わせ
③OKシート200枚
<印刷イメージ>

JOB3 【4色】
①用紙:エルガード
②切り替え
1)リムービング、2)版交換、3)ブランケット自動洗浄、4)プレインキング
③OKシート200枚

各JOBを行っている間に、会場に展示した印刷サンプルを使って、油性印刷、従来のUV印刷、ハイブリッドUV印刷についてご説明いたしました。

実演ならびに印刷サンプル説明後は、お客様に実機や展示印刷サンプルを見学いただきました。

続いて、KGC内の見学に移りました。最初に実演会場であるデモンストレーションセンター内に設置されている4台の印刷機について、KGC デモセンター課長の冨田よりご説明させていただきました。

その後、2グループに分かれていただき、1グループ目はKGC専任部長の林、2グループ目はKGC R&D課長の印出のガイドにより館内をご覧いただきました。

Printing R&D Center

Electrical Training Room

Conference Room 2

Lounge

DoNet Area

Printing College

Print Solution Gallery
最後に、弊社国内営業副本部長の猪股によるお礼と閉会のご挨拶にて、実演見学会が無事終了いたしました。

ご参加いただきました皆様には、実機にてハイブリッドUVを使っての印刷実演をご覧いただいたことにより、その特色や優れた性能などをご理解、ご実感いただける良い機会になったかと存じます。この実演見学会が、少しでも皆様の設備計画のご参考になればと思っております。
今後も、KGCにおけるハイブリッドUVシステム実演見学会の開催を多く予定しております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
実演見学会の司会進行役は弊社営業課長の橋本がつとめました。
最初に弊社国内営業本部長の小森より、開会のご挨拶をさせていただきました。 つくばプラント第三期工事により、昨年の9月に中型枚葉機とオフセット輪転機等の生産機能を統合した新生つくばプラントが完成し800人体制となったこと、同プラント内に弊社社長の小森の長年の夢であった印刷および印刷機械技術の構築と技能研修に係わるKGCが10月より稼動を開始したこと、そしてKGCの4つの機能についてご説明いたしました。
1.お客様による小森システムの品質評価とお客様への販売デモンストレーション
[デモンストレーションセンター]
2.お客様への印刷技術の教育(ハード・ソフト)
[プリンティングカレッジ&DoNet]
3.全世界のサービスならびに生産技術者のトレーニング
[テクニカルトレーニングセンター]
4.印刷技術の基礎研究(産学ならびに印刷資材/周辺機器メーカーとの協同を含む)
[印刷R&Dセンター]
また、昨年のJGAS2009での発表後に「ハイブリッドUVシステム」搭載機をご導入いただいた2社(東京1社、大阪1社)のご評価についてお話しさせていただきました。
続きまして、弊社つくばプラント副プラント長の斎藤よりご挨拶させていただきました。
ハイブリッドUVシステムの開発に至った経緯および成果について、技術面のお話しをさせていただきました。
その後、ハイブリッドUVシステムに関する製品・技術説明が、弊社営業技術部課長の中村により行われました。紫外線硬化方式の原理、ハイブリッドUVシステムのメカニズム・特徴・環境面等について、会場に設置した2台のプラズマディスプレイに映像を写しながら、わかりやすくご説明いたしました。
【Hybrid UV方式の主な特徴】
・イニシャルコストを抑えることが出来る(対LED-UV)
⇒LED-UV装置の半分以下に抑えることが出来る
・ランプのライフコストを抑えることが出きる(対LED-UV)
⇒寿命はLED-UVよりも短いが、1回当たりの交換費用が安いため
・消費電力がLED-UV同等で、電源がコンパクト
⇒Hybrid UV 14.8kw(ランプ10.2kw、水冷4.6kw、32”幅)、電源は0.59㎡
・発熱が極めて少ない
⇒印刷紙面付近で、室温に対し+4-5度
・オゾンが発生しない
⇒オゾンを発生させる254nmの波長をカット
・厚紙印刷が可能
⇒ランプと紙面の距離を確保できる
説明の中では、2009年10月に同システムを搭載したリスロンS32 をご導入いただいた株式会社アトミ(東京・小平市)の有田社長様をはじめ、現場の皆様のインタビュー映像も上映いたしました。実際にご導入されたお客様のご評価ということもあり、ご来場いただいた皆様が大変熱心に聞き入っておられました。
説明の最後に、「ハイブリッドUVシステムは、印刷機だけでは成り立ちません。ランプ、インキが揃って初めて成り立つシステムです。今までは、各メーカーがそれぞれ単体で動いて来ましたが、これからはKGCが核となって、インキメーカーさん、ランプメーカーさんとの協力体制の下で課題を解決して行き、最終的に皆様の利益に貢献して行きたいと思っています。」と述べました。
続いて、インキメーカーを代表して、東洋インキ製造株式会社 印刷・情報事業本部 RC事業部の田中治夫様より、「UV印刷における環境対応製品~省エネルギーUV INKについて」をテーマに、ハイブリッドUV対応インキの開発状況と今後の展開を主として、市場環境・社会環境、消費電力削減へのアプローチ、各硬化方式の違い、各照射装置の特徴、各SYSTEM別インキ性能、省エネルギーUV INKの製品ラインナップ、LED装置メーカーの動向、導入印刷会社の動向、今後の課題等について、映像を使いながら詳しくお話しいただきました。
5分の休憩を挟んだ後、実演ならびに印刷サンプル紹介に移りました。技術的な説明は、KGC副センター長の神、実演進行は中村により行われました。印刷機のオペレーションはKGCの江島が担当しました。実演では、「商業印刷における速乾パウダーレス印刷の実現」をテーマに、①綺麗な印刷品質の仕上り、②短納期対応、③特殊原反印刷を可能にする仕事の幅の広がり、④パウダーレスによるオペレーターの負荷軽減、⑤作業効率改善による生産性の向上、の5つのポイントによる効果をご覧いただきました。
※今回は、従来のUV印刷、油性印刷、ハイブリッドUV印刷が可能なリスロンS40(LS-640+DU+C+延長D)に、本来オゾンレスUVランプが搭載されるデリバリー立ち上がり部に近い条件となる位置/距離である、ドライングユニット部にオゾンレスUVランプ1灯(160W)を搭載してハイブリッドUVシステムによる実演をご覧いただきました。
実演では3回のJOBを行い、各JOBのOKシートが刷り上った段階でお客様に印刷サンプルをお配りし、実際に手で触っていただいてインキの乾燥性をご確認いただきました。
【実演の内容】
JOB1 【4色】
①用紙:ヴァンヌーボー
②見当・色合わせした状態からスタート
③OKシート200枚
↓↓↓版換え無し
④JOB1をドン転
⑤表裏見当確認
⑥OKシート200枚
<印刷イメージ>
JOB2 【4色】
①用紙:OKトップコート
②切り替え
1)リムービング、2)版交換、3)ブランケット自動洗浄、4)プレインキング、5)色合わせ
③OKシート200枚
<印刷イメージ>
JOB3 【4色】
①用紙:エルガード
②切り替え
1)リムービング、2)版交換、3)ブランケット自動洗浄、4)プレインキング
③OKシート200枚
各JOBを行っている間に、会場に展示した印刷サンプルを使って、油性印刷、従来のUV印刷、ハイブリッドUV印刷についてご説明いたしました。
実演ならびに印刷サンプル説明後は、お客様に実機や展示印刷サンプルを見学いただきました。
続いて、KGC内の見学に移りました。最初に実演会場であるデモンストレーションセンター内に設置されている4台の印刷機について、KGC デモセンター課長の冨田よりご説明させていただきました。
その後、2グループに分かれていただき、1グループ目はKGC専任部長の林、2グループ目はKGC R&D課長の印出のガイドにより館内をご覧いただきました。
Printing R&D Center
Electrical Training Room
Conference Room 2
Lounge
DoNet Area
Printing College
Print Solution Gallery
最後に、弊社国内営業副本部長の猪股によるお礼と閉会のご挨拶にて、実演見学会が無事終了いたしました。
ご参加いただきました皆様には、実機にてハイブリッドUVを使っての印刷実演をご覧いただいたことにより、その特色や優れた性能などをご理解、ご実感いただける良い機会になったかと存じます。この実演見学会が、少しでも皆様の設備計画のご参考になればと思っております。
今後も、KGCにおけるハイブリッドUVシステム実演見学会の開催を多く予定しております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。