秋も一段と深まってきた11月18日に、弊社つくばプラント内の小森グラフィックテクノロジーセンター(以下、KGC)において、パッケージ印刷を主業務とされるお客様を対象に『パッケージ印刷・H-UV内覧会』を開催いたしました。今回の内覧会では、ハイブリッドUV(H-UV)システムを搭載したリスロンS40(LS-640)ならびにリスロンS29(LS-629)の2機種による実演をご覧いただきました。
内覧会は午前と午後の2回に分けて行い、東京都内や近隣県をはじめ遠方は香川県より総勢81名のお客様にご参加いただき、盛況な会となりました。
ご来場されたお客様ご一行様には、午前の回はKGC内のカンファレンスルームに、午後の回はつくばプラント内の会議室にお集まりいただきました。司会進行役は弊社営業課長の西岡がつとめました。
各回の初めに、弊社国内営業本部長の小森より、開会のご挨拶をさせていただきました。
『本日のパッケージにおけるH-UV印刷の内覧会では、弊社のベストセラーマシンである、リスロン機のLS-640(菊全判6色機)とLS-629(菊半裁寸延6色機)の2台による、“高品質”、“高生産”、“環境にやさしい”印刷をご覧いただきます。従来のUV印刷では、UVランプを3~4灯使用しますが、H-UV印刷では、原反や絵柄構成にもよりますが、殆どの場合1灯で完全乾燥が可能です。実演では、4つのポイント「電力量の節約」、「発熱量の抑制」、「オゾンレス・ノンVOC」、「CO2排出の抑制」といった省エネ・環境対応の取り組みに焦点を当て、ご紹介してまいります。H-UV機は国内においては、受注ベースで50台近く、納入ベースでは33台で、その割合は菊半裁と菊全が半々です。また、ジャケットレスで両面印刷が可能な菊半裁/菊全の反転機については、3台販売しております。H-UVの内覧会は、弊社の海外子会社においても同様に開催しており、10月2日に開催したコモリ・アメリカ・コーポレーション(米国・シカゴ郊外)の内覧会では約300名、11月9~11日の3日間開催したコモリ・インターナショナル・ヨーロッパ(オランダ・ユトレヒト)の内覧会では400名を超えるお客様が来場され、H-UVの価値をご披露し、高いご評価をいただいております。』
続いて、オフ輪・営業技術部の津島よりH-UVに関する製品・技術説明を行いました。「H-UVシステム パッケージ印刷の世界へ!」をテーマに、油性印刷・従来UV印刷・H-UV印刷の3つの乾燥方式による比較と利欠点、紫外線効果方式の原理、UV照射装置と各種UVインキの関係、H-UVシステムのメカニズム・特徴・環境面、H-UV印刷による色の見え方の原理と効果、パッケージ仕様機の基本構成、H-UV機のラインナップ、最後に当日の実演のポイントおよび事前サンプル等について映像を交えて詳しくご説明させていただきました。また、説明の中では、世界で第1号機となるリスロンS32(LS-432)を2009年10月にご導入いただいた、㈱アトミ様(東京・小平市)のインタビュー映像を上映し、導入後の稼働状況をはじめ率直なご意見・ご評価についてご覧いただきました。実際にご導入されたお客様の事例ということもあり、参加者の皆様は大変興味深く熱心に耳を傾けておられました。
約10分間の休憩をはさんだ後、KGC内のデモセンターに移動し、実演に入りました。実演では、H-UVシステムを搭載したリスロンS40(LS-640)とリスロンS29(LS-629)の2機種を使って、パッケージ印刷における高付加価値化、厚紙、アルミ蒸着紙などの特殊原反、PPやPETといった紙以外の原反への幅広い対応力、環境面では、「電力量の節約」、「発熱量の抑制」、「オゾンレス・ノンVOC」、「CO2排出の抑制」の4つのポイントによる効果をご覧いただきました。
実演の進行役はKGCの中島、技術説明はKGC副センター長の神がつとめました。また、実演の中では、お客様の立場に立ったさまざまな質問を国内営業本部本部付の中村よりさせていただきました。
リスロンS40(LS-640)+H-UVシステムの実演では、全部で4つのJOBを行いました。同じ用紙で付加価値を付けることによる印刷品質と効果の比較をご覧いただきました。
<実演の内容>
JOB1では、コートボール(0.4mm)を使用し、見当・色合わせした状態から、表面4色印刷を行い、ドライングユニット部のオゾンレスランプで乾燥させました。続いて、JOB2では、JOB1で行った工程の後、グロスニスを引き、デリバリー部のオゾンレスランプで乾燥させました。その後、JOB切り替え(リムービング⇒ブランケット自動洗浄⇒版交換⇒プレインキング⇒試刷り⇒色調・見当調整)を行い、JOB3に移りました。JOB3では、アルミ蒸着紙を使用し、表面4色印刷を行い、ドライングユニット部のオゾンレスランプで乾燥させました。JOB4では、同紙の表面を白印刷後、インターデッキ部のオゾンレスランプで乾燥させ、下刷りニスとグロスニスを引き、擬似エンボスに仕上げ、デリバリー部のオゾンレスランプで乾燥させました。
<印刷イメージ>
JOB2とJOB4の本刷り完了後、ご参加いただいた皆様に印刷サンプルを配布し、厚紙や特殊紙印刷での速乾性やニスの光沢感、擬似エンボスによる高付加価値印刷の効果をご確認いただきました。
続いて、リスロンS629(LS-629)+H-UVシステムの実演では、全部で3つのJOBを行いました。
コート紙をはじめ、PPやPETといった紙以外の原反による速乾性と印刷品質をご覧いただきました。
<実演の内容>
JOB1では、コート紙を使用し、見当・色合わせした状態から、表面4色印刷を行い、デリバリー部のオゾンレスランプで乾燥させました。続いて、JOB2では、JOB1と同じ絵柄で、クリアファイル用PP(0.2mm)を使用し、4色印刷(逆像)を行った後、インターデッキ部のオゾンレスランプで乾燥させ、白打ちを2回行い、デリバリー部のオゾンレスランプで乾燥させました。その直後に、乾燥度を確認するためのテープ剥離テストを行い、その速乾性を実証いたしました。続いて、JOB切り替え(リムービング⇒ブランケット自動洗浄⇒版交換⇒プレインキング⇒原反変更)を行い、JOB3に移りました。JOB3ではPET(0.25mm)を使用し、化粧品の小箱をイメージした絵柄で、4色印刷(逆像)を行った後、インターデッキ部のオゾンレスランプで乾燥させ、白打ちを2回行い、デリバリー部のオゾンレスランプで乾燥させました。JOB3では機械性能についてもご覧いただくために初刷りで一発見当をお見せしました。
<印刷イメージ>
実演の中では、切り替えJOBの間に、会場に展示した印刷サンプルやオゾンレスランプについて神よりご説明いたしました。
JOB2とJOB3の本刷り完了後、ご参加いただいた皆様に印刷サンプルを配布し、PPやPETでの速乾性や印刷品質をご確認いただきました。
実演終了後は、お客様に実機および展示印刷サンプルをじっくりご覧いただきました。
続いてKGC館内見学に移りました。KGCセンター長の杉山よりご挨拶させていただいた後、KGC専任部長の林と小嶋のガイドにより館内をご案内いたしました。
最後に、弊社国内営業副本部長の猪股よりお礼と閉会のご挨拶をさせていただき、内覧会が無事終了いたしました。
このたびはお忙しい中、弊社内覧会にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。実演を通してH-UVシステムの特徴や性能をご理解・ご実感いただける良い機会になったかと存じます。今回の内覧会が、少しでも皆様の次期設備計画のご参考になれば幸いです。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
ご来場されたお客様ご一行様には、午前の回はKGC内のカンファレンスルームに、午後の回はつくばプラント内の会議室にお集まりいただきました。司会進行役は弊社営業課長の西岡がつとめました。
各回の初めに、弊社国内営業本部長の小森より、開会のご挨拶をさせていただきました。
『本日のパッケージにおけるH-UV印刷の内覧会では、弊社のベストセラーマシンである、リスロン機のLS-640(菊全判6色機)とLS-629(菊半裁寸延6色機)の2台による、“高品質”、“高生産”、“環境にやさしい”印刷をご覧いただきます。従来のUV印刷では、UVランプを3~4灯使用しますが、H-UV印刷では、原反や絵柄構成にもよりますが、殆どの場合1灯で完全乾燥が可能です。実演では、4つのポイント「電力量の節約」、「発熱量の抑制」、「オゾンレス・ノンVOC」、「CO2排出の抑制」といった省エネ・環境対応の取り組みに焦点を当て、ご紹介してまいります。H-UV機は国内においては、受注ベースで50台近く、納入ベースでは33台で、その割合は菊半裁と菊全が半々です。また、ジャケットレスで両面印刷が可能な菊半裁/菊全の反転機については、3台販売しております。H-UVの内覧会は、弊社の海外子会社においても同様に開催しており、10月2日に開催したコモリ・アメリカ・コーポレーション(米国・シカゴ郊外)の内覧会では約300名、11月9~11日の3日間開催したコモリ・インターナショナル・ヨーロッパ(オランダ・ユトレヒト)の内覧会では400名を超えるお客様が来場され、H-UVの価値をご披露し、高いご評価をいただいております。』
続いて、オフ輪・営業技術部の津島よりH-UVに関する製品・技術説明を行いました。「H-UVシステム パッケージ印刷の世界へ!」をテーマに、油性印刷・従来UV印刷・H-UV印刷の3つの乾燥方式による比較と利欠点、紫外線効果方式の原理、UV照射装置と各種UVインキの関係、H-UVシステムのメカニズム・特徴・環境面、H-UV印刷による色の見え方の原理と効果、パッケージ仕様機の基本構成、H-UV機のラインナップ、最後に当日の実演のポイントおよび事前サンプル等について映像を交えて詳しくご説明させていただきました。また、説明の中では、世界で第1号機となるリスロンS32(LS-432)を2009年10月にご導入いただいた、㈱アトミ様(東京・小平市)のインタビュー映像を上映し、導入後の稼働状況をはじめ率直なご意見・ご評価についてご覧いただきました。実際にご導入されたお客様の事例ということもあり、参加者の皆様は大変興味深く熱心に耳を傾けておられました。
約10分間の休憩をはさんだ後、KGC内のデモセンターに移動し、実演に入りました。実演では、H-UVシステムを搭載したリスロンS40(LS-640)とリスロンS29(LS-629)の2機種を使って、パッケージ印刷における高付加価値化、厚紙、アルミ蒸着紙などの特殊原反、PPやPETといった紙以外の原反への幅広い対応力、環境面では、「電力量の節約」、「発熱量の抑制」、「オゾンレス・ノンVOC」、「CO2排出の抑制」の4つのポイントによる効果をご覧いただきました。
実演の進行役はKGCの中島、技術説明はKGC副センター長の神がつとめました。また、実演の中では、お客様の立場に立ったさまざまな質問を国内営業本部本部付の中村よりさせていただきました。
リスロンS40(LS-640)+H-UVシステムの実演では、全部で4つのJOBを行いました。同じ用紙で付加価値を付けることによる印刷品質と効果の比較をご覧いただきました。
<実演の内容>
JOB1では、コートボール(0.4mm)を使用し、見当・色合わせした状態から、表面4色印刷を行い、ドライングユニット部のオゾンレスランプで乾燥させました。続いて、JOB2では、JOB1で行った工程の後、グロスニスを引き、デリバリー部のオゾンレスランプで乾燥させました。その後、JOB切り替え(リムービング⇒ブランケット自動洗浄⇒版交換⇒プレインキング⇒試刷り⇒色調・見当調整)を行い、JOB3に移りました。JOB3では、アルミ蒸着紙を使用し、表面4色印刷を行い、ドライングユニット部のオゾンレスランプで乾燥させました。JOB4では、同紙の表面を白印刷後、インターデッキ部のオゾンレスランプで乾燥させ、下刷りニスとグロスニスを引き、擬似エンボスに仕上げ、デリバリー部のオゾンレスランプで乾燥させました。
<印刷イメージ>
JOB2とJOB4の本刷り完了後、ご参加いただいた皆様に印刷サンプルを配布し、厚紙や特殊紙印刷での速乾性やニスの光沢感、擬似エンボスによる高付加価値印刷の効果をご確認いただきました。
続いて、リスロンS629(LS-629)+H-UVシステムの実演では、全部で3つのJOBを行いました。
コート紙をはじめ、PPやPETといった紙以外の原反による速乾性と印刷品質をご覧いただきました。
<実演の内容>
JOB1では、コート紙を使用し、見当・色合わせした状態から、表面4色印刷を行い、デリバリー部のオゾンレスランプで乾燥させました。続いて、JOB2では、JOB1と同じ絵柄で、クリアファイル用PP(0.2mm)を使用し、4色印刷(逆像)を行った後、インターデッキ部のオゾンレスランプで乾燥させ、白打ちを2回行い、デリバリー部のオゾンレスランプで乾燥させました。その直後に、乾燥度を確認するためのテープ剥離テストを行い、その速乾性を実証いたしました。続いて、JOB切り替え(リムービング⇒ブランケット自動洗浄⇒版交換⇒プレインキング⇒原反変更)を行い、JOB3に移りました。JOB3ではPET(0.25mm)を使用し、化粧品の小箱をイメージした絵柄で、4色印刷(逆像)を行った後、インターデッキ部のオゾンレスランプで乾燥させ、白打ちを2回行い、デリバリー部のオゾンレスランプで乾燥させました。JOB3では機械性能についてもご覧いただくために初刷りで一発見当をお見せしました。
<印刷イメージ>
実演の中では、切り替えJOBの間に、会場に展示した印刷サンプルやオゾンレスランプについて神よりご説明いたしました。
JOB2とJOB3の本刷り完了後、ご参加いただいた皆様に印刷サンプルを配布し、PPやPETでの速乾性や印刷品質をご確認いただきました。
実演終了後は、お客様に実機および展示印刷サンプルをじっくりご覧いただきました。
続いてKGC館内見学に移りました。KGCセンター長の杉山よりご挨拶させていただいた後、KGC専任部長の林と小嶋のガイドにより館内をご案内いたしました。
最後に、弊社国内営業副本部長の猪股よりお礼と閉会のご挨拶をさせていただき、内覧会が無事終了いたしました。
このたびはお忙しい中、弊社内覧会にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。実演を通してH-UVシステムの特徴や性能をご理解・ご実感いただける良い機会になったかと存じます。今回の内覧会が、少しでも皆様の次期設備計画のご参考になれば幸いです。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。