2007年9月に行われたIGAS展のキーワードとなった「環境対応」「高付加価値」印刷を、11月2日小森スクールにて、富士フィルムグラフィックシステムズ㈱(以降FFGS)の協賛の下でご提案させて頂きました。
内容としては、リスロンSシリーズのノンアルコール対応連続給水装置[コモリマチック]、損紙削減を実現するKOMORIハイパーシステム[KHS-AI]などの小森としての環境対応と、サーマル無処理プレートを用いたフジの環境対応に加え、リスロンSシリーズの1時間10台の高い生産性により、環境と高付加価値が二軸となって仕事を拡張していくことをご覧頂きました。
当日は、午前1回、午後2回の計3回の内覧会を実施致しまして、合計70社110名のお客様にご参加頂きました。プログラムは3部構成で進められました。
まず初めに小森スクール2階にありますレクチャールームで、小森の営業安部の司会進行で、まず小森の営業本部長である小森とFFGSの江口部長により、印刷業界の苦悩と課題、環境問題などを含めた挨拶を行いました。
それから、小森の営業技術部課長の中村より約30分間にわたり「環境対応へのポイント」というテーマで、小森がお役に立てることについて詳細な説明をさせて頂きました。
何のために環境対応をするのかという問題に、印刷業界を取り巻く社会環境や、法規制などを含めたお話をさせて頂きました。また環境問題への取組みが、そのまま印刷会社の利益につながることも説明させて頂きました。一例を挙げますと、印刷会社のコストの一番大きなものが材料費であり、その中でも一番大きなウエイトを占めている用紙を削減するのにKOMORIハイパーシステムが有効で、さらにショートメイクレディーによる人件費の削減がプラスされることを説明しました。
次にサーマル無処理プレート「ET-S」についての説明をFFGSの中井課長が行いました。 ET-Sを導入することで、自動現像機・処理薬品(現像/補充液、ガム液)が不要となり、廃液や廃水の処理コストがなくなり、環境負荷削減に貢献できます。品質においても「HP-F」と同等の砂目による印刷適性を保持し、コストメリットも高く、比較的容易に導入することができます。
最後にFFGSの中村部長から「環境先進企業になるために」というテーマで、企業の社会的責任(CSR)を絡めて、環境への継続的な取組みの重要性について話をしました。
2階での説明会が終わり、続いて1階にあるDoNetセンターに移動して頂きました。 小森スクール課長の波多野より、従来のサーマルCTPによるET-Sのイメージングと排出の実演、ET-Sを採用することで廃液・廃水等がなくなるメリットなどについて説明させて頂きました。
そして、DoNetセンターからプレスルームに移動していただき、第3部の印刷実演です。実演解説は引続き波多野が行い、機械のオペレーションは小森スクール講師の白石が行いました。
印刷を始める前に、小森スクールではこの7年間アルコールを一切使用しておらず、FFGSの湿し水ろ過装置「ECOLI-KIREI 100」を使用しているため、給水タンクも常に底が透き通って見えるくらいきれいであることをご覧頂きました。
印刷実演では、リスロンS26(LS-426)による究極のショートメイクレディ実演をご覧頂きました。最初の絵柄印刷100枚の終了時からタイマーをスタートし、2回の切り替えを含めた2種類各100枚のショートランジョブを合計約12分でこなし、全自動刷版交換装置を含めた自動化レベルの高さと小森ハイパーシステムによる印刷立ち上がりの早さをご覧頂きました。
印刷実演の最中には、小森ハイパーシステムの仕組みやPDC-SII(分光式色調管理装置)などの説明や、段取り替えの一連の流れについて説明させて頂きました。
実演終了後、お客様にご興味のある機械の各部をご自由にご覧頂く時間を設け、多くのお客様が小森のスタッフに質問をされていました。
最後に、小森の菊半機販促室長の北林からお礼のご挨拶を申し上げて、内覧会は無事に終了いたしました。
お忙し中でのご来場、誠にありがとうございました。