
LITHRONE S40P

LITHRONE S40SP
二日目の午後に行われた、㈱美松堂様の工場見学会(JGAS会場にてセミナーの後、美松堂様の工場へバスで移動)にも多くのご参加を頂き、リスロンS40Pと40SPを、いかに異なるタイプの機械をうまく使い分け、経営効率を上げられているかの状況をご覧頂きました。
(今回の見学会は、リスロンS40P/S40SPの導入をご検討いただいているお客様にお声をかけさせていただいたものです。)
美松堂様は、1951年創業、卓越した営業力、技術力により業績を伸ばしていらっしゃいます。印刷機は、オフ輪機と枚葉機を御導入いただいており、元気印の会社のひとつでいらっしゃいます。
弊社に、小森会というユーザー会を設けておりますが、その中で、強い印刷会社になるためには何が重要かをテーマに掲げていろいろな講師に講演をいただいておりますが、強い会社になるには、
1. スピード(短納期)
2. 高品質
3. 効率化(コストダウン)
4. 商品開発(高付加価値)
この4つのキーワードを達成する必要があると考えております。もちろんこの他に顧客満足ということもありますが、この4つの達成が顧客満足につながります。
それには、ワンパスの工程(一度紙を通したら、後戻りしないシステム)を組む生産体制が必要となり、美松堂様には、8色の反転機とダブルデッカーの両面4色機を御導入いただきました。

美松堂 今野工場長様 セミナー
これから、工場をご案内いたしますが、私ども一体となって皆様をお迎えしたいと考えております。今回は、印刷業界の皆様をお迎えするわけですからでっちあげやうそを申し上げることはできません。ですからうそは通用しないという覚悟でお話しいたします。
まずは美松堂の紹介を申し上げます。
創業は1952年、昭和27年4月30日、55期を迎えました。
従業員数は社長の松崎を始めとして220名で構成されています。本社は文京区で、つくば市と板橋区に工場をおき、3事業所体制となっております。
つくば工場には、オフ輪が10台、3組2交替で稼動しています。板橋工場では、枚葉機が3台あり、小森社製の機械はリスロンS40P8色機とダブルデッカーのリスロンS40SP両面4色機を導入しています。
主な取引先は、小学館様、集英社様、マッグガーデン様、レオパレス21様、Right On様などで、特に出版関係は、品質重視です。企業理念として、品質、信頼をモットーに日夜努力を重ねています。
S40PとS40SP、それぞれ異なるタイプの機械を所有していますが、S40Pは2005年9月に導入、10月より稼動しています。
主要な商品は、雑誌のカバー関係が多く、ニスや特色を用いたものが多いのが特徴です。
ワンパスでインライン化ができ、内製が可能なことで、受注拡大が期待できることから導入しました。
S40SPは、2006年2月導入、3月より稼動しています。小ロットで短納期に対応することで、外注に流れていたものを内製化することで、内部の効率を上げ、内製稼働率を上げるために導入いたしました。
2台も小森機を選んだ理由ですが、私自身、43年印刷をやっており、ハイデル、ローランド、三菱製など、機長としてさまざまな機械を扱ってきましたが、その中でも小森製は、使い勝手がとても良いと思います。ワンタッチでローラー交換ができ、使う側の身になって作られています。特にデリバリーの紙搬送システムが最終的な決め手になりました。
メリットについてお話申し上げます。
両機にわたって言えることは、版交換がフルAPCで4分〜5分でできること、自動化されていることが特筆であり、おかげでオペレーターは、品質に集中できます。
一発見当の精度が非常に高く、連続給水のコモリマチックはアルコール0で印刷でき、汚れやゴミも出ません。KHSにより立ち上げが早く、大幅にやれ紙の削減となっています。
S40Pは、反転の擦れもなく、印刷所要時間が半分になりました。両面機としてフルAPCにより段取りも良く、片面と比較して200%の効率アップとなりました。段取り時間においては40%削減、経済効率は人件費45%の削減です。予備紙の削減、インキなどの資材費の削減、半製品のストック置き場が要らないということがメリットですね。
唯一デメリットとしては、圧胴に取り付けられている反転ジャケットを、定期的に交換しなければならない点です。絵柄によりますが、3000万枚で交換、うちの場合ですと1年に1度交換しなければならないことが、経済的に大変です。
とは言えこれはどのメーカーのものでもジャケット交換が必要になりますから、運営上、この交換費を確保しておくということも、導入時に検討しておかなければならない事項でしょう。
機械を選定されるときには、もちろん機械の性能や価格も重要ですが、それと同等に、わたくしが重要視したのは、サポートが優れているかどうかという点です。トラブルの際すぐに来ていただけるというのも非常に大きなメリットと考えています。
今野工場長様インタビュー(美松堂様板橋工場にて、写真中央)
Q:小森機を導入して一番大きなメリットはどのような点ですか?
A:なんといっても経済効率が上がったことです。外注していた部分をすべて内製として取り込んだことによって、また人件費も実際1名分減らして、一ヶ月1200万の売り上げアップとなりました。
㈱美松堂様、今野工場長様、ご協力ありがとうございました。今後も宜しくお願いいたします。





