主催:JP産業展協会
後援:大阪府、大阪市、大阪商工会議所、大阪中小企業団体中央金、全日本印刷工業組合連合会、他
会期:2008年6月26日~28日
会場:インテックス大阪4・5号館(大阪市住之江区)
規模:出展数104社・団体、497小間
第32回目となる今回のテーマは、「印刷業、新たな領域を求めて。」
drupa2008終了後の展示会であることから、従来の機材展示に加えてメーカー9社による「drupa報告会」を実施。世界の最新情報が体感できるセミナーとして、弊社も販売推進部部長の吉川武志より「drupa2008 by KOMORI」というタイトルでの報告をさせていただきました。初日の午前中にもかかわらず、70名弱の方にご参加いただきました。
主催者側発表による3日間の来場者数は、初日7,503名、二日目8,542名、最終日18,572名、合計34,617名(昨年は32,000名)でした。梅雨シーズンの真っ只中ではありましたが、最終日の午後以外雨は降らず、盛況な展示会となりました。
小森出展機:菊半裁4色オフセット枚葉印刷機 LITHRONE S26
ドイツで開催されました世界最大の印刷機材展 ”drupa 2008” におきまして、弊社の提唱する”FIVE SOLUTIONS” をご紹介させていただきました。今回はその ”FIVE SOLUTIONS” のひとつであります、究極のショートメイクレディを実現する最新技術KHS-AIを搭載したLITHRONE S26にてデモンストレーションを行いました。
デモの内容は大きく分けて二つです。
【1】100枚印刷、6分以内/台の実演
【2】スマートフィードバックによる濃度変更の実演
■100枚印刷、6分以内/台の実演
異なる2種類の絵柄を印刷しました。
ジョブ1は、LITHRONE S26に既にセットされたフジフイルム様のサーマル無処理CTPプレート “ET-S” で100枚印刷。100枚目の印刷がデリバリーに出てきた時点でタイマーをスタートさせ、次のジョブ2の印刷が100枚終了するまでのリアルタイムチャレンジを行いました。
※ジョブ2はフジフイルム様のサーマルCTP版使用。
ジョブの切替は、新機能のスマートシーケンスにより、ジョブの終了から次のジョブの試刷りまでのプロセスを、スタートボタンを押すだけで自動的に完了することができます。
<ジョブ1の印刷終了後の切替えプロセス>
100枚印刷終了後、タイマースタート
① リムービング
② ブランケット自動洗浄
③ Full-APCによる全自動刷版交換
④ プレインキング
⑤ 見当・色調整
⑥ 本刷りスタート
100枚印刷終了後、タイマーストップ
ある回のタイムチャレンジの結果は、5分31秒でした。
(ブランケット洗浄時間;29秒、全自動版交換時間;2分36秒を含む)
最高16,000回転による印刷とショートメイクレディ、そして高い印刷品質について体感していただきました。
このプロセスの間に、各種自動化装置の説明や新たに搭載されたKHS-AI、環境配慮型の無処理CTPプレート “ET-S”などの説明をさせていただきました。KHS-AIは、仕事の切替時間や損紙削減に定評のあるコモリハイパーシステムに、色合わせの自己学習機能を新たに追加したシステムです。
■ スマートフィードバックによる濃度変更の実演
ジョブ2で印刷した外国人女性ポスターの黄色の濃度1.35を1.50に素早く上げる印刷実演を行いました。
ここからのKHS-AIについては、弊社営業技術部課長の中村裕一より説明をさせていただきました。
通常、一度印刷してから濃度を変化させる場合、濃度が安定するまでに150~200枚程度の紙が必要になりますが、スマートフィードバックを使うと20~30枚程度にまで削減することができます。印刷をする前にインキローラーに必要なインキ膜厚を形成し、少ない刷り出し枚数で、濃度の変更が可能になることを実際にご覧いただきました。
スマートフィードバックは、デザイナーやクライアントなどからの突然の色の変更要望に対し、素早く確実に濃度を変化させるだけではなく、損紙を大幅に削減することもできるシステムです。
また同時にKHS-AIの自己学習機能を説明しました。機械の状態や環境、印刷資材の変化に合わせて絵柄面積率とキー開度のデータを自動的に解析、自ら補正を繰り返し、色合わせを最適化します。KHS-AIを活用することで会社としての色合わせの傾向や印刷技術などのノウハウを蓄積していくことができ、その結果、数値保証でお客様にも安心感を与えることにつながります。
デモ終了後には、機械の周りに集まり、熱心に質問をしたり、ひとつひとつの仕様を実機で確認されたり、次の実演の準備もギリギリになるほど賑わっていました。
また、長年にわたり取り組んでいる”セーブザチルドレンジャパン”への協力として、ブース内に募金活動のコーナーを設置し、世界の子供たちへの健康保全活動の支援を行いました。多くの方のご協力に感謝いたします。
小森ブース及びdrupa2008報告会にご来場いただきました皆様、どうもありがとうございました。


















